書にいたる病

活字中毒者の読書記録

2021-11-07から1日間の記事一覧

『家守綺譚』梨木香歩 | 【感想・ネタバレなし】友よ、また会おう

今日読んだのは、梨木香歩『家守綺譚』です。 読んだ後に心洗われるような心地がする話というのがあって、中勘助の『島守』なんかがそうなのですが、この『家守綺譚』はそれにとても近いと感じました。 時代は明治、巻頭には 左は、綿貫征四郎の著述せしもの…