書にいたる病

ものがたり大好き主婦の読書記録

バイオレンス

直木賞受賞!『テスカトリポカ』佐藤究 |【感想・ネタバレなし】血と暴力の闇の底に恐ろしい神々が棲まう。麻薬ビジネスの闇を神話の闇に重ねて描き切ったノワール

佐藤究『テスカトリポカ』のあらすじと読書感想を紹介します。

『バラカ』桐野夏生 | 【感想・ネタバレなし】大震災後の世界をさまよう少女の数奇な運命が圧倒的な疾走感と重量で描かれる

今日読んだのは、 桐野夏生『バラカ』です。 ポスト3.11文学の極北と言って過言ではない巨編でした。 被爆地に突如降臨した少女・バラカ。 彼女の数奇な運命の遍歴と、人々の欲望と弱さのグロテスクさ。 また、全編の根底に流れるミソジニーの根深さにゾッと…

『おれたちの歌をうたえ』呉勝浩 | 【感想・ネタバレなし】あの日確かに繋がった歌声をおれたちは今に運べるか、昭和と令和を行き来する骨太の大河ミステリー

今回ご紹介するのは、呉勝浩『おれたちの歌をうたえ』です。 昭和51年と令和元年を行き来する骨太のミステリーというかピカレスク。 無邪気であれた幼い日々と残忍な今の容赦のない対比やめまぐるしい展開、暴力描写、圧倒的な物量に押しつぶされそうになり…

『白鯨 MOBY-DICK』夢枕獏 | 【感想・ネタバレなし】ジョン万次郎が拾われた船が"あの船"だったら…史実と文学、歴史と虚構が交錯する巨編

夢枕獏『白鯨 MOBY-DICK』のあらすじと読書感想を紹介します。史実と文学が奇跡のように融合する巨編。著者のストーリーテラーとしての凄まじい才能を再認識する一冊です。

『Ank : a mirroring ape』佐藤究 | 【感想・ネタバレなし】私たちはいつから鏡のなかに自分を見るようになったのか

佐藤究『Ank : a mirroring ape』のあらすじと読書感想を紹介します。

『ババヤガの夜』王谷晶 | 【感想】血と暴力が二人の女を結ぶバイオレンスアクション×ガールミーツガール

『ババヤガの夜』王谷晶のあらすじと読書感想を紹介します。バイオレンスアクション×ガールミーツガールというありそうでなかったジャンルに興味がある方に、おすすめです。