書にいたる病

活字中毒者の読書記録

柴田よしき

『草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II 』柴田よしき | 【感想・ネタバレなし】高原のカフェの秋と冬。一筋縄ではいかない人生にもやがて春が来る

今日読んだのは、柴田よしき『草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II』です。 こちらは、高原のカフェを舞台としたシリーズものの2作目にあたります。 1作目の感想はこちら rukoo.hatenablog.com 結婚に失敗し傷を負った主人公・奈穂は、東京から脱出…

『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』柴田よしき | 【感想・ネタバレなし】爽やかな高原の風と、美味しい料理と共に描かれるちょっとほろ苦い人生模様

今日読んだのは、柴田よしき『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』です。 サスペンスに定評のある著者ですが、本書は高原のカフェを舞台とした穏やかな食べ物系小説です。 食べ物がテーマの話はなんでこんなに魅力があるんでしょうか。 高原にカフェをオー…