書にいたる病

ものがたり大好き主婦の読書記録

自然

『海のふた』よしもとばなな | 【感想・ネタバレなし】全編を貫く夏の匂いとまばゆい光に目が眩む、夏が恋しくなる小説。

今日読んだのは、 よしもとばなな『海のふた』です。 ふるさとの西伊豆にささやかなかき氷屋を開く「私」と心に傷を負った少女・はじめちゃんとの夏の日々を描いた爽やかな一夏の小説です。 私は、超インドア派にも関わらず、夏が一番好き!という珍しい人間…

『ガーデン』千早茜 | 【感想・ネタバレなし】自分だけの密やかな庭に引きこもる植物系男子の生態

今回ご紹介するのは、千早茜 『ガーデン』です。 千早茜さんの小説は、もしかして自分のことを書かれてる?と思ってしまうほど、水が合うところがあります。 特に『男ともだち』などは、どこかで監視されているんじゃないかと思うくらい、ぴったり自分に嵌っ…

『オーバーロードの街』神林長平 | 【感想・ネタバレ】人間よ、人間をやめよ、〈地球の意思〉が人類に宣告する黙示録的SF

神林長平『オーバーロードの街』のあらすじと読書感想を紹介します。地球の意思が人間に告げる、人間よ、人間であることをやめよ。そして大災厄が訪れる。

『白鯨 MOBY-DICK』夢枕獏 | 【感想・ネタバレなし】ジョン万次郎が拾われた船が"あの船"だったら…史実と文学、歴史と虚構が交錯する巨編

夢枕獏『白鯨 MOBY-DICK』のあらすじと読書感想を紹介します。史実と文学が奇跡のように融合する巨編。著者のストーリーテラーとしての凄まじい才能を再認識する一冊です。

『かきがら』小池昌代 | 【感想】かきがら、がらがら。ざらざらとした言葉と生命の生温かい手触り

小池昌代『かきがら』のあらすじと読書感想を紹介します。美しい装丁にも注目したい1冊です。

『Ank : a mirroring ape』佐藤究 | 【感想・ネタバレなし】私たちはいつから鏡のなかに自分を見るようになったのか

佐藤究『Ank : a mirroring ape』のあらすじと読書感想を紹介します。