書にいたる病

活字中毒者の読書記録

辻真先

『たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説) 』辻真先 | 【感想・ネタバレなし】爽やかに蘇る少年少女らの戦後の青春のひと時と不可解な二つの殺人事件

辻真先『たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説) 』のあらすじと読書感想を紹介します。戦後の青春のひと時を分かち合う仲間との友情と、時代への温かな眼差しが感じられるミステリ。それだけにタイトルの意味が重い。

『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』辻真先 | 【感想・ネタバレなし】東京と名古屋をまたがる殺人事件に昭和12年を生きる少年探偵が挑む

辻真先『夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』のあらすじと読書感想を紹介します。三冠を達成した『たかが殺人じゃないか』の前日譚。名古屋汎太平洋平和博覧会中に起きた殺人事件に少年探偵が挑む。