書にいたる病

活字中毒者の読書記録

古川日出男

『平家物語』古川日出男訳 | 【感想・ネタバレなし】無数の死者の声がこだまする日本屈指のギガノベルが現代の”声”で甦る

今日読んだのは、古川日出男訳『平家物語 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09)』です。 古川日出男のファンである私ですが、2016年に出版されたこちらは未読でした。 ”古川日出男オリジナル”じゃないしな~、という思いと、『平家物語』という合戦もの=固そ…

『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男 | 【感想・ネタバレなし】犬の系譜が語る異形の20世紀史、イヌよ、イヌよ、お前たちはどこにいる?

古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』のあらすじと読書感想を紹介します。イヌよ、イヌよ、お前たちはどこにいる?

『ゼロエフ』古川日出男 |歩こう、話を聞こう、18歳で故郷福島を出た著者が歩いた360kmを越える旅、そこで聞く生者と死者の声

『ゼロエフ』古川日出男のあらすじと読書感想を紹介します。

『gift』古川日出男 | 【感想】小説界の鬼才がそっと贈る物語の源泉、通り過ぎる小さな奇蹟を鮮烈に記録した掌編集

古川日出男『gift』のあらすじと読書感想を紹介します。通り過ぎる小さな奇蹟を鮮烈に記録した掌編集です。

『ルート350』古川日出男 | 【感想】レプリカと現実の間を疾走する短編集

古川日出男『ルート350』のあらすじと読書感想を紹介します。 エンターテイメント小説と純文学の幸福な融合が見られます。

『LOVE』古川日出男 | 【感想】軽やかなビートに乗せて東京を疾走する、これは現在進行形の神話

『LOVE』古川日出男のあらすじと読書感想を紹介します。 音楽を聴いてノッているような文体に魅了されること必須です。

『ロックンロール七部作』古川日出男 | 【感想】文学の力でロックンロールを鳴らせ

『ロックンロール七部作』古川日出男のあらすじと読書感想を紹介します。