SF
今日読んだのは、潮谷験『時空犯』です。 デビュー作でメフィスト賞受賞作の『スイッチ 悪意の実験』がとてもユニークで面白かったので、2作目も読んでみました。 ある1日がループするなかで、殺人が起きる、というSFミステリです。 この設定のミステリでは…
今回ご紹介するのは、市川憂人『グラスバードは還らない』です。 シリーズ第4作『ボーンヤードは語らない』が2021年6月に発売されるのに合わせ、精緻に編み込まれた本格ミステリである本シリーズの魅力をご紹介したいと思います。 第3弾となる本書では、マリ…
今回ご紹介するのは、市川憂人 『ブルーローズは眠らない』です。 シリーズ第4作『ボーンヤードは語らない』が2021年6月に発売されるのに合わせ、精緻に編み込まれた本格ミステリである本シリーズの魅力をご紹介したいと思います。 類まれな美貌と怜悧な頭脳…
今回ご紹介するのは、市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』 です。 著者のデビュー作にして、21世紀の『そして誰もいなくなった』と選考委員に絶賛された本格ミステリです。 著者のマリア&漣シリーズの第1作目でもあります。 シリーズ第4作『ボーンヤ…
神林長平『オーバーロードの街』のあらすじと読書感想を紹介します。地球の意思が人間に告げる、人間よ、人間であることをやめよ。そして大災厄が訪れる。
藤井太洋『オービタル・クラウド』のあらすじと読書感想を紹介します。第46回星雲賞、第35回SF大賞受賞の著者の代表作、一人の技術者の小さな発見が大きな渦を巻き起こす。
藤井太洋『東京の子』のあらすじと読書感想を紹介します。ドライな未来を描いているようで、熱い希望をどこかに潜ませてくれている藤井太洋ならではの近未来小説です。
森博嗣『迷宮百年の睡魔 』のあらすじとネタバレ感想を書いていきます。 百年シリーズの2作目にして、再び現れる女王とミチルの人間の誇りを巡る尽きぬ議論。神々しいまでの近未来ミステリでした。
藤井太洋『アンダーグラウンド・マーケット』のあらすじと読書感想を紹介します。アングラな地下経済圏を生きる若者たちの姿をスピーディーな快感と共に描く、あったかもしれない現在の物語です。
森博嗣『女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN』のあらすじと読書感想を紹介します。死が限りなく薄まった未来で、生とはどんな価値を持つかを論じた今読んでも新しいミステリでした。
竹宮ゆゆこ『心が折れた夜のプレイリスト』のあらすじと読書感想を紹介します。不思議で何故か懐かしい一瞬の青春を切り取った小説です。
藤井太洋『ハロー・ワールド』のあらすじと読書感想を紹介します。インターネットの検閲、ドローン、仮想通貨を巡るエンジニア・文椎の熱い闘いと未来への明るい眼差しを描く。
斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』のあらすじと読書感想を紹介します。2人殺せば地獄行きの世界で起こった連続殺人事件を追う異形のミステリです。
恩田陸『錆びた太陽』のあらすじと読書感想を紹介します。
柴田勝家『アメリカン・ブッダ』のあらすじと読書感想を書きます。 面白いSF短編をお探しの方におすすめです。