書にいたる病

活字中毒者の読書記録

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ババヤガの夜』王谷晶 | 【感想】血と暴力が二人の女を結ぶバイオレンスアクション×ガールミーツガール

『ババヤガの夜』王谷晶のあらすじと読書感想を紹介します。バイオレンスアクション×ガールミーツガールというありそうでなかったジャンルに興味がある方に、おすすめです。

『推し、燃ゆ』宇佐美りん | 【感想】生活の全てをかけて推しを推す、絶対に繋がらない関係に見出す癒しと絶望

宇佐美りん『推し、燃ゆ』のあらすじと読書感想を紹介します。人のように上手くできない、と一度でも思ったことのある人は刺さる作品です。

『ルート350』古川日出男 | 【感想】レプリカと現実の間を疾走する短編集

古川日出男『ルート350』のあらすじと読書感想を紹介します。 エンターテイメント小説と純文学の幸福な融合が見られます。

『LOVE』古川日出男 | 【感想】軽やかなビートに乗せて東京を疾走する、これは現在進行形の神話

『LOVE』古川日出男のあらすじと読書感想を紹介します。 音楽を聴いてノッているような文体に魅了されること必須です。

『武士の娘』杉本鉞子 | 【感想】今だから読みたい、激動の時代に見事に自立して生きた一人の女性の半生

『武士の娘』杉本鉞子のあらすじと読書感想を紹介します。 今だからこそ読みたい、凛とした女性の生き方を学べる本です。

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘 | 【感想】人々とのあたたかなつながりが美味しいスープに溶ける

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘の読書感想を書きました。 とにかく、美味しくてあたたかい話で癒されたい方におすすめです。

『針がとぶ - Goodbye Porkpie Hat』吉田篤弘 | 【感想』密やかな宝箱を開くような珠玉の連作短編

『針がとぶ - Goodbye Porkpie Hat』吉田篤弘のあらすじと読書感想を紹介します。眠れない夜に寄り添ってくれる本です。

『愛と憎しみの豚』中村安希 | 【感想】希代のノンフィクション作家が追う豚を取り巻く文化と歴史

『愛と憎しみの豚』中村安希のあらすじと読書感想を紹介します。豚とは一体なんなのか、単純な問いから発見される新しい世界の見え方に感嘆する一冊です。

『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日』中村安希 | 【感想】26歳、清冽な筆が描く47か国2年の旅

『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日』中村安希の読書感想を書きました。日々に息苦しさに爽快感を与える一冊です。

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭 | 【感想】著者が見るキューバ・モンゴル・アイスランド

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭のあらすじと読書感想を紹介します。笑いあり涙ありの一読の価値ある名作エッセイです。

『クロニクル・アラウンド・ザ・クロック』津原泰水 | 【感想・ネタバレなし】少女のハードボイルドでロックな青春。どんなに世界がモノクロでも、音楽は止まない

『クロニクル・アラウンド・ザ・クロック』津原泰水のあらすじと読書感想を紹介します。一人の少女の成長の記録を読みたい方、軽快なタッチの犯罪小説を読みたい方、自分もバンドやってたよという方、などにおすすめです。

『最後に手にしたいもの』吉田修一 | 【感想】旅に出よう、最後に手にしたいものを見に行こう

『最後に手にしたいもの』吉田修一のあらすじと読書感想を紹介します。吉田修一氏に興味のある方、旅行に行った気分にを味わいたい方、映画の制作秘話に興味がある方、最近本を読む体力がないけどエッセイくらいなら、という方におすすめです。

『ピスタチオ』梨木香歩 | 【感想】アフリカの水と風が香る、死者のための物語を探す旅へ

『ピタチオ』梨木香歩のあらすじと読書感想を紹介します。 落ち着いた大人の物語、風や緑など自然を感じるお話が読みたい方におすすめです。

『考えるミスター・ヒポポタムス』谷川俊太郎 広瀬弦 | 【感想】カバだって色々考える、愛おしい可笑しさ

『考えるミスター・ヒポポタムス』谷川俊太郎 広瀬弦のあらすじと読書感想を紹介します。

『偽詩人の世にも奇妙な栄光』四元康祐 | 【感想】模倣と独創の禁断の問いに挑む

『偽詩人の世にも奇妙な栄光』四元康祐のあらすじと読書感想を紹介します。脳が揺さぶられるような不思議な読書体験をお求めの方におすすめです。

『尾崎翠集成』より『歩行』中野翠編 | 【感想】心苦しきとき、思いを野に捨てよ

『尾崎翠集成』より『歩行』のあらすじと読書感想を紹介します。

『ロックンロール七部作』古川日出男 | 【感想】文学の力でロックンロールを鳴らせ

『ロックンロール七部作』古川日出男のあらすじと読書感想を紹介します。

『私的読食録』角田光代 堀江敏幸 |【感想】食べ物が出てくる本を探したいときに

『私的読食録』角田光代 堀江敏幸のあらすじと読書感想を紹介します。小説のなかの食べ物好きだよ、という方ぜひ一読ください。

『煌夜祭』多崎礼 |【感想・ネタバレなし】語り続けることは生き続けること

『煌夜祭』多崎礼 のあらすじと読書感想を紹介します。 今までに無いファンタジー小説をお探しの方おすすめです。

『下戸の夜』本の雑誌編集部 下戸班編|【感想】下戸は夜をどう歩いているのか

『下戸の夜』本の雑誌編集部 のあらすじと読書感想を紹介します。 下戸にも酒飲みにも嬉しい一冊です。

『みずうみ』よしもとばなな|【感想】どんなに壊れていても人は生きていけるだろうか

よしもとばなな『みずうみ』のあらすじと読書感想を書きます。 穏やかな気持ちになれる本を探している方におすすめです。

『アメリカン・ブッダ』柴田勝家|【感想】SFとアニミズムと仏教の混交の物語。人間はいつか必ず救済される。

柴田勝家『アメリカン・ブッダ』のあらすじと読書感想を書きます。 面白いSF短編をお探しの方におすすめです。

『訪問者』恩田陸|【感想・ネタバレ】コーヒーと共に味わう極上の密室劇

恩田陸『訪問者』のあらすじと読書感想を書きます。 気軽に楽しめる質の良いミステリをお探しの方におすすめです。

『リストランテ アモーレ』井上荒野|【感想】愛と食欲に耽溺する読書

井上荒野『リストランテ・アモーレ』のあらすじと読書感想を紹介します。 美味しくてお洒落な恋愛小説をお探しの方におすすめです。

『花のベッドでひるねして』よしもとばなな |【感想】どうしようもなく悪意にさらされるときに読むお話

よしもとばなな『花のベッドでひるねして』のあらすじと読書感想を紹介します。 なんとなく明るい気分になれる小説をお探しの方におすすめです。

『言葉の園のお菓子番 見えない花』ほしおさなえ|【感想】もうここにいない人を想うとき、言葉が、想いを運ぶ

ほしおさなえ『言葉の園のお菓子番 見えない花』のあらすじと読書感想を紹介します。